海外の部 WBU-NAC地域 ジュニア・グループ 佳作
「点字を使った私の経験」
ジャマイカ  フェルナンド・レイエス(10歳・男性)
 

これは、私と『デイリー・タイムス』との架空のインタビューです。

インタビューアー: あなたはどのようにして、失明したのですか。
フェルナンド:  私が2歳になる前に、両親は私の視力が失われてきているのに気がつきました。そのため、両親は、私を眼科の専門の先生のところへ連れて行き、先生は、私の骨が視神経を傷つけていると診断しました。そして、両親は骨髄移植をしなければなりませんでした。その結果、病気は治りましたが、私は視力を失ってしまったのです。

インタビューアー:  あなたは、点字を使って何年になりますか。
フェルナンド:  点字は就学前の幼稚園の時から使っています。幼稚園にいるその時から、点字をもっとわかりたいと思っていました。1年生の時、算数用のNemeth点字は私にとって意義のあるものになりました。2年生の時には、スペイン語の点字が意義あるものになりました。2年生の終りの時には、全国点字コンクールに参加して、カリフォルニアまで行きました。私は当初はレゴランドに行きたかったのですが、コンクールが終わった後では、海岸にまで行っただけで終ってしまいました。海岸は素敵なところでしたよ、貴方にお勧めします。

インタビューアー:  あなたは、どんな違った種類の点字を習いましたか。また、どうして、違った種類の点字を習うことが大切だとお考えですか。
フェルナンド:  私は5種類の違ったタイプの点字を習いました。アメリカ版の英語点字、数学用の点字、スペイン語点字、統一英語点字、そして音楽点字です。違った種類の点字を学ぶことの一番重要な点は、他の人が読んでいるものを私も読むことができるということです。数学用の点字は私にとって、とても大切です。もしもそれがなければ、説明書が指示している、私がなすべきことを理解できないからです。音楽点字を習うことの大切さは、音譜が指示する音色の通りにピアノを弾くことができるからです。スペイン語点字を身に付ければ、スペイン語のアクセントを適正に発音できるようになるからです。

インタビューアー:   あなたが望むものは、点字で提供されていますか。それとも、されていませんか。また、それはどうしてですか。
フェルナンド:  そうですね、レゴで作るものとか、どんなおもちゃについてでも、それに従えば一人で正確に組み立てられるような説明書が、点字で提供されるべきだと思います。私はまた、ブックシェアやグーテンベルグプロジェクトのようなものではなく、よりたくさんの点字印刷された本が提供されるべきだと思います。なぜならば、私の目標は点字印刷されたものを1月までに一分間に100語の点字が読めるようになることだからです。

インタビューアー:   点字の将来がどうなるとお考えですか。
フェルナンド:  そうですね、将来はもっとたくさんの本が点訳されて提供されるでしょう。私はまた、まだ点字がない国々にももっとたくさんの点字の綴り字法が整備されたらいいと思います。もし、そうなったら、全盲の人にも弱視の人にもたいへん有益だと思いますし、点字印刷物がまだ提供されていない国々の盲人たちにも点字印刷物が提供されるでしょうから。

インタビューアー:   もしも点字を使わなかったとしたら、あなたの生活がどうなっていたとお考えですか。
フェルナンド:  そうですね、読むための点字がなかったら、読み方が上達することもなかったでしょう。それにもし、スクリーンリーダーを使って書くしかなかったら、だれもが私がしていることを見て、私が何を書いているかを知ることができてしまうでしょう。私はなにごとも音声を使ってするしかなかったでしょう。

インタビューアー:  点字はあなたの人生にどのような影響を与えましたか。
フェルナンド:  そうですね、私にとって本当に有益だ、と言わなければなりません。既に説明したように、もしも点字のおかげがなかったら、私は本を読むと言うレベルに達することができかったでしょうし、 読むことに習熟することもできなかったでしょう。

インタビューアー:   点字を使うことの方がオーディオ機器よりも勝れているところがありますか。また、あるとしたら、どんな点ですか。
フェルナンド:  点字の方が、オーディオ機器よりも優れている点はいくつもあります。たとえば、よりよい読みのレベルです、より正確な読みと優れた読み能力です。また、プレゼンテーションの原稿を書く際にも点字の方が優れています。もしも、先生がプレゼンテーションの原稿を書くように言って、原稿をコンピューターを使って書いて、みんなをびっくりさせようとしても、だれもがそれを見ることができてしまうので、みんなをびっくりさせることはできません。でも、点字ディスプレイを使って書いたなら、何を書いているか、だれも見ることができないので、本当にびっくりさせることができるでしょう。

インタビューアー:   点字コンクールについて、もっとお話ししてくれることができますか。
フェルナンド:  そうですね、本当に刺戟的だったということです。私は三つのテストを受けました。綴り字テスト、読解力テスト、そして校正テストです。私はうまくいきませんでした。でも、そのことに腹を立ててはいません。私は本当に気に入ったんです。テストを受けたあとで、私はレゴランドに行きたかったんですが、結局、海岸へ行っただけで終ってしまいました。でも、それは、初めから終わりまで、楽しいものでした。私はあなたにそこへ行くことをお勧めします。
 私は、この架空インタビューをあなたが楽しんでくれたことを希望します。本当にありがとうございます。良い一日を。