2010/01/09
ASoC技術のパイオニア、米国アブネラ社の増資一部引き受けについて
〜差別化されたオーディオ製品の開発を加速〜
民生機器向けアナログ・システム・オン・チップ(ASoC)※技術のパイオニアである米国アブネラ社は2010年1月8日(米国時間)、1000万ドルの新規増資を完了したと発表しました。当社は、アブネラ社の増資の一部を引き受け、同社との関係を強化し、差別化されたオーディオ製品の開発を加速させます。
アブネラ社による本件増資は、同社の既存株主に加えて、新たに当社が引き受けました。当社とアブネラ社は、現在いくつかの製品開発を協同で取り組んでおり、2010年度の後半に開発製品の市場投入を見込んでいます。
アブネラ社はAudioMagic™ や VoiceMagic™ファミリーなど10を超えるASoCを展開しています。これらのASoCはアブネラ社の画期的なアナログ技術およびオーディオ技術の知的財産ポートフォリオを搭載しています。そして、アブネラ社のASoCは、今や15社を超える顧客にとって多くの製品開発を可能にしており、2010年にもさらなる顧客増を見込んでおります。
アブネラ社CEOのマンプリート・カイリー氏は、「アブネラの破壊的とまで言える決定的なASoCテクノロジーによって、様々に差別化されたオーディオ商品を供給していくという我々の計画はとても順調に進んでいます。私たちは既存の投資家、即ち株主からこの上ない支援を受けています。今般、オンキヨーが新たな投資家として株主に加わった事を心より歓迎します。これらの調達により、さらに卓越したアナログ半導体企業として成長を加速していく所存です。」と述べています。
当社代表取締役社長の大朏宗徳は、「アブネラ社のワールドクラスの技術と広範なASoCの製品ラインナップに非常に感銘を受けました。私たちは、時代を先取りするオーディオ、ビデオ製品の開発促進にむけて、アブネラ社と緊密な協力関係を持った事に喜びを感じています。」と述べています。
アブネラ社は2004年に設立。現在まで4回の増資を実行しており、その調達資金は5200万ドルに上っています。そして、これらの増資を引き受けた会社は、ベスト・バイ・キャピタル社、インテル キャピタル社、オンキヨーならびにその他事業会社、ベンチャーキャピタル等となっております。
※ ASoC = Analog System-on-Chip
SoCとは、1つの半導体チップ上に、必要とされる一連の機能(システム)を集積する集積回路の設計手法。
アブネラ社について
アブネラ社は、オレゴン州ビーバートンに設立されたファブレス半導体メーカーで、民生電子機器向けのアナログのシステム・オン・チップ技術にけるパイオニアです。アブネラ社のASoCは、チップ上でハイレベルなシステムの集積化を実現することで、商品化までの時間を短縮できるよう設計されており、開発期間の短縮を実現しています。アブネラ社のASoCソリューションは、民生用電子機器メーカーに、より早くそしてより簡単にwired-quality、つまり有線接続と同等の高品質でワイヤレス機能を持つ製品を開発する事を可能にしています。