BASE-V20HDX TECHNOLOGY
3D時代まで見据えた、最先端「HDMI ver.1.4a」
BASE-V20HDXは、HDMIの最新規格「HDMI ver.1.4a」を搭載し、3D映像伝送とオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応しました。情報量の多い3D映像を伝送するためには、新しいバージョンのHDMI規格が必要になります。オンキヨーは、3Dテレビや3Dブルーレイディスクプレーヤーが広がる将来を見据えて、映像と音の上質な3Dシアターを楽しめる先端仕様を採用しています。BASE-V20HDXは、3つのHDMI入力端子を装備していますので、現在から将来にわたってさまざまな機器を接続できるロングライフ仕様となっています。
また、HDMI ver.1.4aの基本機能であるARCは、従来テレビのチューナー音声をホームシアター機器に出力する場合、テレビの光デジタル音声出力からホームシアター機器に光ケーブルを接続する必要がありましたが、通常とは逆の流れ、TV→ホームシアター機器へHDMIケーブルで伝送できるため、対応するテレビとHDMIケーブル一本の接続だけで、よりシンプルなサラウンド環境を構築できます。
ブルーレイディスクの高精細なHDサラウンドに対応
最大でDVDの約10倍もの容量をもつブルーレイディスクには、より情報量の多い高密度な映像や音声データを収録することが可能です。ブルーレイディスクのソフトが普及するに連れて、この大容量を活かした高品位、高精細な音声規格「Dolby TrueHD」、「DTS-HD Master Audio」で収録されたソフトが増加しています。この音声規格は、圧縮前のデータに完全復元できる画期的な「ロスレス」方式で、従来の圧縮・復元方式とは一線を画し、これまでのデジタルサラウンドの音場効果をはるかに超える濃密でリアルなサラウンド再生を可能にしています。小型シアターセットでの採用はまだ多くはありませんが、ブルーレイディスクがより身近になる将来を見据え、BASE-V20HDXには、このブルーレイディスクのHDサラウンドに対応したデコーダーを搭載しています。
もちろん、DVD-Videoや地上・BS・CSデジタル放送に採用されている「ドルビーデジタル」「DTS」「AAC」といった音声規格にも対応していますので、デジタルサウンドをフルにお楽しみいただけます。
オーディオマインドあふれる高品位なアンプ設計
アナログ放送からデジタル放送、DVDからブルーレイディスクへと進化していくなかで、より高精細になっていくデジタルサウンドの感動をありのまま味わえるように、緻密な設計を細部に取り入れました。高剛性のシャーシ構造を採用して筐体の振動が生み出す電気的ノイズの発生を土台から防ぎ、さらには各回路同士がノイズ干渉を受けにくくするような最適な内部レイアウト配置や配線、電源管理やグランド管理など細部にわたって音質を汚すノイズ低減を図っています。音質向上のための仮説を基に技術試作品をつくり、試聴と検証を繰り返して練り込んでいく設計手法は、単品上級コンポとまったく同じこだわりの設計手法です。その他にも、フロントパネルとボリュームつまみに剛性の高いアルミ素材を採用するなど入念に創りこみ、コンパクトながらも本格的な5.1chアンプ搭載AVセンターに仕上げました。
グランド電位の安定化を図る
極太の銅バスプレート
小音量でも豊かなサウンドを再生
一般的なボリューム回路では内部の可変抵抗器だけで音量調整を図りますが、小音量再生時に空気感などの微弱な音声信号がノイズに埋もれてしまいがちです。BASE-V30HDXに搭載されている「オプティマムゲイン・ボリューム」は、音量調整を可変抵抗器だけでなく周辺回路にも担わせることにより、残留ノイズの増幅を大幅に抑制。結果として小音量時でも微弱な音声信号まで引き出された豊かなサウンドを再生します。
画期的にピュアなアナログ変換を実現した「VLSC」回路(フロント2ch)
デジタル音声を処理する上で重要な過程の一つに、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換が挙げられます。この変換後のアナログ信号にはデジタル機器固有のパルス性ノイズの混入が避けられないため、通常はLPF(ローパスフィルター)と呼ばれる濾過回路でノイズ除去を図りますが、充分な効果は得られませんでした。オンキヨーは、このノイズ固有の正負対称の超高周波形には追従せず、音楽波形のみに反応する独自のフィルター回路「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry:ブイ・エル・エス・シー)」を独自の理論で開発。パルス性ノイズを大幅に除去することで、原音のより細やかなニュアンスまで正確に引き出すことに成功しています。
振動板素材から設計する本格スピーカーユニット
オンキヨーはスピーカーの心臓部と言われるスピーカーユニットを振動板の素材開発から行います。BASE-V20HDXのスピーカーにおいても同様の設計思想で取り組み、フロントスピーカーのウーファーユニットには上級機種で実績を上げたA-OMFモノコック振動板を採用しました。椀形状に一体成型するA-OMFモノコック振動板は軽量化と剛性を高めることを両立し、音の濁りに結びつく分割振動を抑えて質感のある豊かな低音再生を実現しています。ツィーター振動板には伸びやかな高域再生を実現するバランスドーム型を採用。可聴帯域を大幅に上回る超高音まで再生可能なクオリティを誇り、コンパクトスピーカーとは思えないリアルな音場感を再現します。またスピーカーキャビネットにもこだわり、側面をラウンドさせることで内部での不要な共振の発生を防ぎ、音の明瞭さを高められるようにしました。
音のこもりを抑えた独自のバスレフダクト構造
低音を増強するためにキャビネット内で発生した空気振動エネルギーを放出するダクト部には、一般的ながらも音がこもりがちな円筒型ではなく、独自のスリット型のダクトを装備する「AERO ACOUSTIC DRIVE」方式を採用しています。こもりの原因となるノイズの発生を低減し、小音量でも質感を伴う豊かな重低音を再生します。さらにダクト部をキャビネット本体と別パーツにすることでダクト内の振動のキャビネットへの伝播を防ぐ「アドバンスド」仕様にすることで、再生される低音のこもりを一層抑え、躍動感あふれるサウンド再生を実現します。
フロントスピーカーだけでバーチャル5.1ch音場を
フロントスピーカーだけで構成する音響システムは、導入しやすい手軽さが魅力ですが、いかに前方のスピーカーでしっかりとしたサラウンド感を演出できるかが鍵となります。BASE-V20HDXでは、高級AVセンターで開発されたバーチャルサラウンドDSP技術、「Theater-Dimensional」(シアターディメンショナル)を搭載しました。後方の奥行き感を演出し、スピーカーを設置していない前面中央からも映画再生に重要なセリフやヴォーカルをリアリティ豊かに再生するバーチャルサラウンド機能です。
TVのリモコンでシステム連動が可能な「RIHD」
使いやすく音質に優れた高品位なシアター環境を追求して、ハイビジョンTVなどとシステム的に連携動作するRI HD機能を装備しています。HDMI端子を搭載し、その高品位な伝送技術を活用。電源スタンバイ連動や自動入力切換え、TVのリモコンによる本機のボリューム調整とテレビスピーカー/シアタースピーカーの再生切換えが働く機能を実現しています。また東芝製レグザリンク対応テレビ「レグザ」との組み合わせでは、独自のコントロールコマンドによりHDMI入力拡張切換えの操作も可能です。
連動動作する他社対応機種
パナソニック製ビエラリンク対応テレビ「ビエラ」およびDVDレコーダー「ディーガ」、東芝製レグザリンク対応テレビ「レグザ」、シャープ製AQUOSファミリンク対応の液晶テレビ「アクオス」(2008年4月以降の機種)(一部、連動に対応しない機種もございます。またレコーダーは同メーカーのTVとの組み合わせで連動します。)
視聴環境の特性に応じてスピーカー初期設定を自動化
付属の測定用マイクを使って自動的に、スピーカーの数、視聴位置からの距離、低音の調整、サブウーファーの最適なクロス オーバー周波数などを測定して設定できる機能を装備。BASE-V20HDXに採用されている 「Audyssey 2EQ」は視聴エリアの3ポイントまでの測定に対応となっています。
視聴しながらの設定変更が可能な「オーバーレイOSD」
スピーカーの初期設定などがTVを視聴しながら行 えるOSD(オンスクリーンディスプレイ)機能を搭載。設定画面はTV画面の手前に表示されるため、視聴中でも自在に設定変更が行えます。
※オーバーレイ機能は本機にHDM I入力された映像のみに働きます