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WAVIO - WAVIO AV SYSTEM -
SE-80PCIの音質の秘密にせまる!
4. 搭載されているDACはどんなDAC?


SE-80PCIでは、音質の要となるDACに、DVD-Audioなどのハイエンドオーディオ機器に搭載されている、Wolfson社のWM8716を採用しました。Wolfson社公開のおもなデバイス単体スペックは以下のとおりです。  横あたり チップの画像

  192kHz 24bit対応
  S/N比 112dB(A-weight)
  THD 0.0014%(1kHz,0dB)
●1ビットDACとマルチビットDACの違い

DACには大きく分けて、普及機から高級機まで広く採用されている1ビット方式と、超高級機に採用されるマルチビット方式とがあります。

マルチビットDACは、デジタルデータのビットの重みに応じた素子をビット数だけ用意し、それぞれの総和をアナログ信号の出力として取り出す方式です。サンプリング周波数が動作単位時間です 。最下位ビットと最上位ビットとの重みづけは、たとえば16ビットの場合1:32768の開きがあり、この精度を実現し微小信号でのリニアリティを実現するためには、高度な半導体プロセスを必要とします。

これに対して1ビットDACは、0と1の出力しか持たず、動作単位時間をサンプリング周波数の数百倍まで上げ、時間軸で振幅を表現する方式です。重みづけ素子を使わないので微小振幅のリニアリティが高くなりますが、ノイズシェーピングという技術により、量子化ノイズを可聴帯域外(20kHz以上)へと追いやるため、高周波帯域のノイズが多くなります。

●帯域外のノイズレベル比較

下のグラフはDACの方式によるノイズレベルの実測データです。可聴帯域内の特性にはそれほど大きな差はありませんが、1ビットDACではマルチビットDACに比べて帯域外ノイズが非常に多いことがわかります。


 ●可聴帯域外ノイズレベル比較表

SE-80PCIのWM8716は、マルチビットと1ビットのハイブリッド方式を採用しています。すなわち、上位ビットをWolfson社独自のプロセスでリニアリティを高めたマルチビット方式とする一方、下位ビットを高精度な1ビット方式としているのです。実測データを見ても、マルチビットDACに近いレベルまで、可聴帯域外のノイズが低く抑えられていることがわかります。



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