| 二 宮
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この映画は見たことがあります。実在のメジャーリーガー、ジミー・モリスの話ですね。一度野球をやめたモリスが教壇で「お前たち夢を持て」とやったら、生徒から逆に「先生こそ夢をかなえたら」と励まされた。そこで36歳という最高齢ではじめてメジャーリーグのマウンドに立ったのです。アメリカの人は、この手の努力して夢をかなえる物語に、ジーンと感動する映画が好きなんですよね。映画も野球もアメリカを代表する文化、そういう意味では良い接点ですね。ところで、この席から見てると、本当にすばらしい音の魅力ですね、特等席だから映画館以上の迫力ですね。 |
| 阪 井 |
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ありがとうございます。映画館にはよく行かれますか。 |
| 二 宮 |
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昔はよく行きましたが、今は忙しくて月に二度くらいです。このソファーに腰掛けて140インチのスクリーンを独占するのは最高の気分です。とてもリラックスできます。メジャーリーグのスタジアムでも同じく革張りソファーのある個室があり、そこでリラックスして観戦することができます。どちらもアメリカンスタイルの贅沢でしょう。シアターでも、スポーツでも、ちょっと心の贅沢を味わってみるのもいいものですね。 |
| 阪 井 |
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スポーツと文化は一体ということでしょうか。 |
| 二 宮 |
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一体というより、スポーツは文化そのものです。スポーツで汗をかいた後に、クラブハウスで食事をしたり音楽を楽しむ。会話が弾んで、交流が活発になってゆく。
それが人と人の交わりであり、大切なコミュニケーションです。欧米では地域のスポーツクラブにおいて、オーケストラや音楽、ファッション・踊りなどで住民たちが結びついています。 |
| 阪 井 |
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日本ではスポーツがやる人と見る人、に分かれているようですね。 |
| 二 宮 |
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日本には「クラブ」という概念がありません。ほとんどは「チーム」です。「クラブ」が家庭=みんなで楽しむに対して、「チーム」は集団というか、楽しむということよりも目的を達成するためのものという意味合いが強くなります。特に日本では企業がチームを運営することが多く、「クラブ」としての交流のすばらしさには至らないケースがほとんどです。もっと「クラブ」としてのコミュニティ作りが今後、望まれます。そういう意味で、私は日本の各地に、人と人とが結びついたコミュニティづくりのお手伝いをしたいと考えています。野球、サッカーは人気スポーツですが、それ以外にも、水泳や陸上、格闘技、ジャンルにこだわることはありません。インターネットのマガジンを始めたのも、地域スポーツをもっと活性化させたい、という思いからなのです。時代は中央集権から地方分権へ。スポーツが変われば地域が変わる。地域が変われば日本が変わる-----私はそう思っています。 |
| 阪 井
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確かに二宮さんの記事を読むと、コミュニケーションの必要性が語られていますね。二宮さんの会社の名前も(株)スポーツコミュニケーションズですし、その大切さを込めた発信を続けておられるわけですね。
それでは一息いれて、リクエストのあった「モハメッド・アリ」をご覧頂きましょう。
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