■海外の部 EBU地域 佳作 (ジュニア・グループ) 「点字が変えた私の生活」 エストニア ミルジャム・リーバック(9、女性) |
点字は絶えず改良されているゲームのようなものです。点字は私の指の下を神秘的な川のように流れています。 私は1年生の時から既に点字を学び始めていました。最初はとても難しく、つらく思われ、何度も涙が川のように頬(ほお)を流れました。たくさん読み書きするにつれ、すべてが面白くなっていきました。 ある日私は、点字はゲームのようだと感じるようになりました。いろんな面白い絵を点で打ち出しては同時に指の訓練をすることもできるのです。 私は点字をマスターし、読書というわくわくする世界に飛び込みました。読書することで賢くなります。いろんなお話を読み、面白く新しい言葉をたくさん知りました。今ではかなりのボキャブラリーがあります。読書は私の想像力も広げてくれました。読書している間は、その本のヒーローと一緒に、遠くはなれた世界を歩き回るのです。そのおかげで多くの変わった国々を訪れることができます。時々、空想の中で、いろんな話を繰り返し作っては、そこに別の話の登場人物を入れてみたり、自分自身が登場人物になったりもします。 時々、悲しく感じる時には読書で元気になることもあります。読んだ話の中から面白い遊びをたくさん見つけて、後で友達とその遊びをすることもあります。点字で書かれた物語は理想的な人生のパートナーでもあるのです。 読み書きができるようになったので、自分でも何冊か本を書いています。その中の一つは動物とその仲間のおとぎ話の本です。その他、人々について書いた本もあります。退屈だなと思うと本棚から自分で書いた物語を取り出してみるのですが、そのたびにけっこう進歩しているのがわかり、点字という遊びをこれからもずっと続けて、さらに上達したいと思っています。 点字のおかげで私の生活はより楽しく、ゆとりを持てるようになりました。そして点字はますます面白くなっていっているように思えるのです。 外に踏み出し気がつく、 あらゆる花が咲き誇るのを! 太陽は空高く輝き、 春、ああ春、なんてすばらしい! 鳥は遠く近くさえずり、 鐘の音は遠く大きく澄んでいる! ああ、庭では木々が 風につぼみをそよがせる テーブルの青い花は明るく輝き ふくろうは一晩中鳴いている |