5チャンネルスピーカーでの左右サラウンドスピーカーの配置はリスナーの正面から左右120度が標準的で、他の多くのバーチャルサラウンド処理においても「左右120度に仮想サラウンドスピーカーを配置した」とその性能をうたっています。しかし、実際に試聴してみると真横90度より後方の120度への定位は困難で、折り返した60度方向へ誤認識してしまうことが多いのです。
これは実際には個人の頭部伝達関数及びスピーカーとリスナーの配置のズレなどからくる誤差があるので、120度の場合を両耳時間差のほぼ等しい60度と間違えて認識してしまうためです。
そこでTheater-Dimensionalでは仮想サラウンドスピーカーを両耳時間差が最大となる左右約90度方向に設計し、リスナーとスピーカーの位置関係がズレて誤差が生じても折り返しによる誤認識を生じにくくしました。
この結果、良好な広がり感が得やすくなり、映像との相乗効果で後方への十分な移動感が得られます。
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