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スーパープリシジョン・クロック


 オーディオファンの間では、CDプレーヤーのマスタークロックの精度を高めてゆくと、音場空間の表現力が向上し、自然な音場の拡がりや奥行き感が得られるとして、注目を集めています。
 当社のCDプレーヤーは、デジタル信号処理の基準となるマスタークロックを、CDのサンプリング周波数44.1KHzの384倍に当る16.934400MHzに設定しています。各デジタル回路は、内容に合わせてマスタークロックを分周して使用しますが、このクロック周波数精度を高めた上で、回路間の処理タイミングを正確に合わせ、時間軸方向のクロック周波数の揺らぎを無くしてゆくと、音楽ソースに含まれている「前後左右に広がる音場空間」や「しっかりした音像」、「細かなディテール」が、きちんと聴き取れるようになります。丁度、カメラのフォーカス(ピント)がピタッと合ったとき、描写力が格段に向上するのに似ています。
  スーパープリシジョン・クロックは、マスタークロックの周波数偏差を、わずか1Hz程度の±1.5PPM(百万分の一)に追い込み、一般的なCDプレーヤーに採用されている±数十PPM精度の発振器に較べて、一桁以上高い精度を確保しています。時計に例えると、半年に1秒以下の誤差に相当する高精度なものです。
 また、この周波数は電源電圧や温度の変化によっても微妙に変動する性質であるため、専用の電源回路や温度補償回路を搭載して、十分な安定性を確保しています。さらに、上位の機種では、生産過程で1台づつ手作業による微調整も行ない、さらなる精度向上を実現しています。


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