ONKYO  ONKYO GLOBALサイトマップ
 製品情報 技術情報 サービス・サポート 会社情報・IR・採用情報 ダウンロード e-onkyoショップ


オンキヨーの目指す音

■独自の発想
映画のサウンドを目を瞑ってお聴きください。そこにはさまざまな音が錯綜しながら、現れては消えていきます。そんな音を聴いただけで、そのシーンの情景がまざまざと脳裏に浮かび上がってくるでしょう。
私たちは音を聴いただけで、その音源が何であって、どのような形状をし、どのような方法で発音されたのかを類推することができます。それは耳から脳に伝達された音の情報を、脳に記憶している過去の経験の記憶と照らし合わせることで可能になると言われています。
ところで、すべての音は基本波と調波で構成されています。サウンド・デザイナーがシーンに合わせて精緻に描いた情景描写やセリフの感情表現、巧妙に作ったSE(サウンド・エフェクト)も同じです。これらのサウンドは、そこに含まれている微小な調波の成分の含まれ方によって、その表情を千変万化させます。
つまり、サウンド・デザイナーが意図した通りの正確な音のイメージを再現するには、音声情報を過去の記憶と照合する作業の中で、この微小な調波の情報を可能な限り聴き取れる=脳で認識できるようにすることが非常に重要なのです。
そこで、オンキヨーでは微小な情報の伝送が阻害される要因を、機器が音を再生するメカニズムと聴感との関係の中で追求してきました。そして、機器自身が発生する、ある種の雑音が存在すると、それが調波などの成分である小さい情報をマスクし、聴き取れなくしているという結論に達しました。
機器が発生する雑音には、
(1) ボリュームを上げたときに出る「サー」という半導体などの素子から出るノイズ
(2) アンプが音声信号を増幅したり、スピーカーが音を出すときなど、音声信号によって 誘発される、「音声と相関関係」のあるノイズ
(3) デジタル機器の音声信号や信号処理回路から放射される「パルス性」のデジタル・ノイズ
などがあります。
これらのノイズは、
(1)は、そのレベルが音声情報に比べてうんと小さいときはそれほど大きな問題とはなりませんが、音声情報との差が少なくなればなるほど音声情報をマスクし、音を悪くします。
(2)は、大浴場などで発生するエコーのようなもので、測定が不可能なほど小さくても、音の本質を変えてしまうきわめて有害な雑音です。
(3)そのものは、周波数が私たちの可聴範囲より高いので聴えませんが、このノイズが音声に混入すると、このパルス性ノイズの次に続く微小な音声信号が聴きづらくなります。
このようにノイズは音にさまざまな悪影響を及ぼしています。


■新しい手法

オンキヨー・アンプなどのカタログには、「変動しないグランド電位」という耳慣れないグランド理論が紹介されています。この理論こそ、アンプやDVDプレーヤーなどの電気機器の動作基準となるグランドにノイズが流れ込むのを防止し、仮に流れ込んだとしても、その影響を受けないようにする回路技術です。オンキヨー製品ではこれを採用することで機器内で発声する(2)の雑音を極限まで低減しています。
また、みなさまが普段再生される音はそれほどの大音量ではないと思います。このことは、DVDプレーヤーなどから送られた信号をボリュームで絞って使用されていることを意味しています。つまり、ボリュームを絞れば絞るほど、音声信号は小さくなって、ノイズ・レベルに近づいていきます。アンプに採用されているオプティマム・ゲイン・ボリュームは、通常みなさまが再生される音量下で、(1)のノイズが音声信号に接近しないように改善する技術なのです。
一方、目をスピーカーに転じましょう。
スピーカーはアンプから信号が送り込まなれい限り、まったく音が出ない代わりに、雑音も発生しません。しかし、一旦アンプから音声信号が入力されると、振動板やエッジ、ダンパー、キャビネットなどスピーカーを構成するあらゆる部品から(2)の雑音が雲霞(うんか)のごとく出てきます。
オンキヨー・スピーカーが採用しているA-OMFモノコックコーン、アドバンスド AERO ACOUSTIC DRIVE、キャビネットの振動モードのコントロール、S.G.L.型アイソレートワイヤリング・ネットワークなどは、この(2)のノイズを低減する目的で開発した素材や技術です。


■オンキヨー・サウンドの特徴

オンキヨーでは、CDやDVDプレーヤーなどの音の入口から、アンプ、さらに音の出口であるスピーカーまで、すべての機器を一貫して「音に悪影響を及ぼすノイズを撲滅する」という同じベクトルで音質設計を行っています。
では、このように有害な雑音を排除していけば、どんな音が聴こえてくるのでしょうか。
それは誇張感のない、あくまでもナチュラルな音です。まず、スピーカーから音が出ていることを意識させない音離れの良さを感じていただけるでしょう。もちろん、出てくる音は、きれいなだけではなく、「ふくよかさ」や「力強さ」を伴ったものです。
また、低音が超低域まで伸び切って、音場空間の表現はきわめて正確になり、演奏会場や演奏シーンの空間の広さを十分に想像していただくことができます。それは、たとえ左右2本のスピーカーだけで再生しても、音源が存在しない2つのスピーカー間の後方にまで空間が広がります。そして、その空間からはさまざまな音像が適切なサイズ、あたかもそこに音源があるかのように聴こえてきます。
それでは、音の像についてもう少し具体的にご紹介させていただきます。ここでは、私たちにとってもっともなじみの深い「人の声」を取り上げてみましょう。「人の声」は音楽でも映画でも非常に重要な役割を果たしています。とりわけ映画では、セリフの表情が映画の出来そのものを左右するほどの影響があることはご存知の通りです。
人は
 ・呼吸器官(気管、気管支、肺)
 ・発声器官(喉頭)
 ・構音器官(鼻腔、咽頭、口腔)
などを使って発声します。そして、これらの器官を形成している物質や構造、発声法が声の本質を形作っています。
オンキヨーでは、声が本質的にもっている「自然さ」、その中に含まれている「ぬくもり」や「柔らかさ」、「力強さ」、「繊細さ」などといった諸要素をいかに忠実に再現するかを最大の目標に置いています。もちろんそれには、口の大きさから開け方、発声方法、声の主の体格、顔の向きなど、声の特徴が明瞭に聴き取れなければならないと考えています。
喜びに満ち溢れた声、心情をしみじみと伝える語り口、悲しみや驚きの声等々…、シーンを取り巻く雰囲気を一層盛り上げるため、俳優たちは声の表現に並々ならぬ精力を注いでいます。そんなセリフに出会ったとき、リスナーは知らず知らずのうちに映画の世界に引き込まれ、いつしか映画の出演者の気分に浸っていることと思います。これがオンキヨーの目指すサウンドです。
オンキヨー・サウンドについて、主として「人の声」をご紹介しましたが、映画や音楽で演じられる種々の音についても同様の考え方で音質設計を行っています。
ぜひ、お近くのご販売店でオンキヨー・サウンドをいま一度お確かめください。

戻る


 このサイトについて 個人情報保護方針 お問い合わせ
ユーザー登録copyright 2008 ONKYO CORPORATION Japan All rights reserved