ONKYO  ONKYO GLOBALサイトマップ
 製品情報 技術情報 サービス・サポート 会社情報・IR・採用情報 ダウンロード e-onkyoショップ



 HICC(瞬時電流供給能力/High Instantaneous Current Capability)


  アンプの重要な役割は、入力された音声信号の通りにスピーカーを動かすことですが、一方のスピーカーは、振動板や、エッジ、ボイスコイル、ダンパーなどのコンプライアンスと質量を伴った可動部分によって構成されており、このスピーカーの可動部が持つ慣性質量によって、瞬時の駆動や制動が利かず、アンプの出力信号通りにスピーカーをコントロールすることができません。
  また、マルチウェイスピーカーシステムの場合、個々のスピーカーユニットの受け持つ帯域以外の信号をカットするために通常ネットワーク回路が組み込まれていますが、このネットワークに使用されるコイルやコンデンサによって共振回路が形成されるため、時間的に複雑に変化する音楽信号入力に対して、瞬間的に非常に駆動しにくい(インピーダンスが極めて低いのと等価な)状態に陥る場合があります。
  このため、アンプ側では、音楽再生時のスピーカーの慣性エネルギーに打ち勝って正確な振動をさせるよう、スピーカーに瞬時に大電流を流せる能力が求められます。この電流供給能力をHICC(瞬時電流供給能力/High Instantaneous Current Capability)と呼び、弊社ではHICCを高めるため、スピーカーへのエネルギー供給の要となる給電ラインや電源の低インピーダンス化を図るとともに、負帰還をかける前の裸の状態でも出力インピーダンスが低くドライブ能力の高いパワーアンプを搭載しています。
  グランドを含めた電力供給ラインには銅バス・プレートを使用、出力段には一部のハイエンドパワーアンプにしか採用されない3段インバーテッドダーリントン回路を採用し、出力インピーダンスをきわめて低く保ち、過渡応答特性を高めています。この回路は、設計品質が低いと「発振」に悩まされるという難しいものですが、当社では採用製品については、全てクリアしています。

給電ラインや電源の 低インピーダンス化
を図る銅バス・プレート


 このサイトについて お問い合わせ ユーザー登録 copyright 2003 ONKYO CORPORATION Japan All rights reserved