X-N7EX TECHNOLOGY
コンパクトなボディに本格ハイファイ・オーディオゆずりのクオリティを凝縮したX-N7EX。音質はもちろんのこと、多彩な操作を集中してコントロールできるセンター部右下の「MULTI JOG」ダイヤルに代表される高い操作性なども、誕生以来、数多くのお客様から高い評価をいただいております。 本体だけでCD、MD、FM/AMといったベーシックなメディアをお楽しみいただけるだけでなく、USBメモリー対応端子、ポータブルプレーヤー対応ステレオミニ端子、アナログRCAオーディオ端子、デジタル端子などを搭載していますので、さまざまな音楽メディアに柔軟に対応できます。
特に、新しい音楽メディアとして普及するiPodとの接続では、オプションを組み合わせてシステムアップすることで、より高品位な音楽環境を構築できます。デジタルメディアトランスポート(ND-S1)を組み合わせれば、iPodの音楽データを原理的には劣化のないデジタルデータのまま伝送することが可能。X-N7EX付属のリモコンによるiPodの主要操作や、iPodの充電機能にも対応しています。
慣れ親しんだ音楽メディアの再生や外部機器を接続できる発展性、さらには最新の音楽メディアの再生も高品位に拡張できる、永く安心してお使いいただけるコンパクトオーディオです。
上級オーディオ直系のアンプ回路
センター部とスピーカーをセットにしたオーディオシステムでは、パワーICと呼ばれる既製のICチップを使用してアンプ部の設計を簡易化するケースが一般的です。しかし、音楽再生のレベルアップを図るためには、アンプ回路の音質設計が重要であり、X-N7EXではアンプ単体で販売されている上級のオーディオコンポと同じ「ディスクリート構成」と呼ばれる設計手法を採用しています。ディスクリート構成は、トランジスターやコンデンサーなど電子部品ひとつひとつを吟味して基板にレイアウトしていきます。高度な設計能力が求められますが、ICチップと異なり音質を追求した自由な設計ができますので、グレードの高い音楽再生を実現できます。豊かな音楽に長く触れていただくために、手作り感覚のアンプ設計にこだわりました。
音楽を限りなくピュアに。音質劣化を防ぐ振動対策
生演奏で感じた音楽の躍動感を再現するためには、音楽情報を小さな成分までしっかりとわたしたちの耳や身体に伝えなくてはなりません。そのためにオンキヨーでは、音楽情報を曇らせてしまうノイズの種類や発生源を突き止め、適切な対処法を体系化して製品づくりに活かしています。例えばスピーカーの音圧や内部の回路動作による振動は、音質を阻害する大きな要因となります。回路基板に使用されるコンデンサーなどのパーツ類がマイクの役割にもなり、内部に響く振動を拾ってノイズが発生し、音の質感を曇らせてしまうからです。そこでX-N7EXのセンター部は、共振に強いシャーシ構造やフロントパネルに剛性の高いアルミニウム素材を採用して、音楽情報をピュアな状態で届けられるようにしています。
小音量でも豊かな音質、オプティマムゲイン・ボリューム
一般的なボリューム回路では、内部の可変抵抗器だけで音量調整を図りますが、このままでは小音量再生時に微弱な音声信号がノイズに埋もれてしまいやすくなり、音楽情報を充分にわたしたちの耳まで届けることができません。オプティマムゲイン・ボリュームでは、微弱な音声信号がノイズに隠れてしまわないように、音量調整を周辺回路にも担わせてノイズの値を低くできるようにコントロールすることで、音楽再生の豊かさが音量の大小に左右されることなく音質を保てるため、小音量しか出せない環境でも音楽を豊かな表現力で再生します。 音楽を心地よく再生していただけるようにとこだわったオンキヨーの独自技術を採用しています。
WRAT(Wide Range Amplifier Technology)
一般的なコンパクトオーディオのアンプ回路はNFBと呼ばれる回路を用いることで、カタログスペック上での周波数特性の向上を図っています。しかしこの回路への過度の依存は逆にスペックには現れない形で、音質を阻害する要因にもなっています。X-N7EXのアンプ回路は、NFBへの依存を抑えながらも充分な周波数特性を獲得できる独自のアンプ技術「WRAT(Wide Range Amplifier Technology)」を採用。スペックに惑わされることなく、音楽が本来もつ瑞々しさをあますところなく引き出し、まさに本格オーディオゆずりのサウンドを再生します。
※NFB(Negative Feed Back=負帰還):アンプの出力の一部を正負反転させて入力に戻すことで歪やノイズを低減したり、周波数特性を広げたりする技術です。
上質な低音再現力
オンキヨーはスピーカーの要と言われるスピーカーユニットを振動板の素材開発から行います。振動板は空気を振動させて最終的に音を奏でる部分で、楽器で言うと弦に当たります。そのため、歌声や伴奏で流れる楽器ひとつひとつの音の成分を忠実に再生していくには、この振動板の特性が深く関わります。X-N7EXのウーファーユニットには、上級機種で実績を上げたA-OMFモノコック振動板を採用しました。A-OMFモノコック振動板は、スムーズに動かせる軽量さ、しっかりと空気を動かせる剛性、音色に余分な色づけをしない性質という振動板の理想像を追求して選りすぐったPEN繊維/アラミド繊維/織布の3層構造で生成されています。従来採用されていた中央部のセンターキャップをなくして椀形状に一体成型することで、軽量化と剛性の両立を高いレベルで実現し、音の濁りに結びつく分割振動を抑えることに成功しています。さらに振動板を駆動する磁気回路には、コンパクトオーディオではあまり例を見ない8cm径の大型マグネットを採用しています。クラスを超える強力な磁気回路で理想的な振動板を力強く駆動することにより、低音楽器の余韻は引き立ち、音の輪郭はくっきりと映し出されて、音場の広がりを豊かに感じ取っていただけることでしょう。
本格上位モデルの技術を徹底的に継承
最先端リング型ツィーターユニット
ウーファーの低音に見合った質の高い高域を再生するために、超高域までクリアな再生を実現する最先端技術リングツィーターを採用しています。ツィーターは中高域の再生を担当し、特にヴォーカル帯域の表現力を左右します。アーティストの歌声に引き込まれ、心に響くかどうかは、このツィーターユニットの性能が大きく関係します。X-N7EXに採用されるリング型ツィーターは、上位モデルで開発されたオンキヨー最先端のスピーカー技術です。振動板の内周と外周の中間点を駆動させるバランスドライブ構造によって、振幅の正確性を向上し、分割振動を抑えて20kHz近くまでのピストンモーション領域を実現しています。振動板の分割振動に頼らないため、音の芯が太く鮮明になり、目の前で歌っているかのような生々しい音楽再生に結びつきます。
AERO ACOUSTIC DRIVE
一口に低音と言っても、例えばヴォーカルの低いキーと、バスドラムのアタックやコントラバスの低音弦の響きでは全く違った印象を受けることでしょう。こうした繊細なニュアンスを忠実に表現できれば、低音ひとつひとつの輪郭が際立ち、聴き疲れのない自然で深みのある音楽再生を楽しんでいただけます。このような視点から、オンキヨーでは低音再生を増強する際に、量感をむやみに増やしたり誇張したりすることはしていません。キャビネット内で発生した空気振動エネルギーをキャビネットの開口部(ダクト)から放出して低音再生を増強するバスレフ技術でも、その考えに基づいています。一般的に採用される円筒ダクトの形状では、キャビネット内部で発生したノイズも放出しやすく、低音そのものが「こもり」の原因となって楽器などの再生音をぼやかしてしまいます。
「AERO ACOUSTIC DRIVE(エアロ・アコースティックドライブ)」は、独自のスリット型ダクトにより、こもりの原因となるノイズの発生を抑えて、演奏している楽器の一音一音をクリアに、また歌声の余韻などを損なわずに豊かに再現します。
堅牢なキャビネット
スピーカーキャビネット(箱)は木材にこだわり、響きの良い構造を練り上げていきます。まず、キャビネットの内部に組み込まれたスピーカーユニットを強固に支えて、響きをバランス良くコントロールできるように、キャビネットを構成するバッフル板には肉厚なものを選びます。他にも不要な音の回折を防止するために、バッフル面の四隅にラウンドを持たせるなど、緻密な設計を取り入れています。音楽の質が色あせないように、細部にまで配慮しました。
直感的に操作ができるボタンレイアウト
操作ボタンは本当に良く使うものに絞りこみ、ユーザーが直感で操作できるようヒトの心理に基づいたデザインレイアウトで配置しました。複数のメディアを取り扱うX-N7EXでスムーズな操作ができるようにと、CDトレイや、USBメモリー、MDの挿入口のすぐ側に操作ボタンを配置しているのもそのためです。さらには曲の選択やタイトル入力、プログラムタイマーの設定などを行うMULTI JOGダイヤル、ワンタッチの録音ボタンなど操作性を追求した仕様を備えています。
またX-N7EXでは、より多くの方々に安心してお使いいただけるように、日本語表記のリモコンを採用しました。
「USBダイレクト・プレイ」対応
PCで記録した音楽ファイル(MP3、WMA)をUSBメモリーにストックして本体に差し込めば、本体やリモコンでのワンタッチ操作で再生や選曲ができます。
またCDやMD、FM/AMラジオ、外部機器からUSBメモリーへの録音ができますので、録音した多くの音源をメディアの入れ替えなしに音楽サーバーのようにして楽しんでいただくことや、USBメモリー経由でPCのライブラリーに追加していくこともできます。それぞれの音楽スタイルに合わせて、多彩に活用していただけます。
●同時録音/音楽CDからMDとUSBメモリに同時録音することはできますがMP3、WMAが記録されたCD-Rは同時 録音することができません。●録音時間/MP3、WMAが記録されたCD-Rを同時録音する場合のみ、高速で録音可能 です。その他は等倍速録音になります。●曲選択/GROUPボタンとMULTI JOGダイヤルを使用してフォルダを瞬時 に選択することもできます。
※書き込み速度の早いUSBメモリーをお使い下さい。USBメモリのセキュリティ機能は解除してお使い下さい。
DLA LINK
X-N7EXは録音操作も快適です。ワンタッチCD→MDダビングの操作で、CDに録音されている最大レベル(ピーク値)を高速サーチしMDへの最適録音レベルを自動で設定。複数のCDから録音した際にピーク値(最大レベル)を揃えられるため、聴きやすい高品位なディスクが作成できます。
最大4モードのプログラムタイマー機能
X-N7EXには、最大4つまでセットできるプログラムタイマー機能を装備しています。タイマーは再生と録音が設定でき、再生機器はFM/AMラジオ、CD、MD、USB、録音メディアはMDとUSBが選択できます。タイマーのタイプには3種類あり、1回だけ働く「Onceタイマー」、毎週設定した曜日・時間に働く「Everyタイマー」、設定した時間がくると自動的にスタンバイ状態になる「Sleepタイマー」があります。Everyタイマーでは「Everyday(毎日)」、「毎週月曜から金曜」や「毎週の土曜と日曜」など、連続した曜日を自由に設定することができます。就寝前のBGM再生や目覚まし再生、ラジオ語学番組の毎日の録音など、多彩な用途に応じてご活用いただけます。
お好みの音質に調整できるトーンコントロール
X-N7EXには、高域/低域それぞれを7段階に設定できるトーンコントロール回路や、低音を補強するスーパーバス回路を搭載しています。自然なニュアンスを損なうことなく補強し、音楽の雰囲気や音場の深みをプラスしますので、お好みに合わせて小音量での再生時などに活用していただけます。
豊富な入力端子
次から次へと使い捨てるのではなく、いい音を永く使っていただきたいとわたしたちは考えています。そのためX-N7EXは、さまざまな機器と接続できる入力端子を豊富に装備して、将来にわたる発展性を備えた仕様になっています。例えば大切に使っているカセットデッキや、テレビまわりのビデオデッキやDVDレコーダーを接続してこれからも愛用していただく、お好みに合わせてアンプを内蔵したサブウーファーをプラスするといったこともできます。レコードプレーヤーの再生を可能にするフォノイコライザーを組み合わせて、懐かしい音源を楽しむこともできます。また、RI(リモート)端子を装備しているオンキヨー機器とFRを接続すれば、機器間の電源・セレクター連動やシンクロ録音などが動作します。
様々なオプションとシステム連動
オンキヨーのオプション機器は、スタンダードなメディアから最新のメディアまで、豊富なラインナップを開発し続けています。例えば別売りのデジタルメディアトランスポート(ND-S1)を組み合わせれば、iPodの音声データをこれまで一般的だったアナログ伝送から、音質劣化の少ないデジタル方式で伝送できるようになります。楽器やヴォーカルの輪郭がくっきりと映し出されて音場が増し、iPodの音楽ライブラリをこれまでより躍動感に満ちたサウンドで再生していただけることでしょう。またRIケーブルの接続により、FRシリーズのリモコンでiPodの音楽ライブラリの再生、曲送りなどの主要操作や、インプットセレクターの自動切換えなどシステム連動ができるようになります。リモコンにはiPodの操作部分も日本語表記で記載していますので、どなたでも安心してお使いいただけます。 もちろん、iPodの充電にも対応しています。さらにはUSBケーブルを介してパソコンと接続すれば、iPodを接続した状態で、iTunesとの同期ができるようになります。例えばノートパソコンをオーディオシステムのある場所へ持ち歩き、iPodの音楽ライブラリを入れ替えることができます。 他にもND-S1との組み合わせでは、パソコンのiTunesの音楽をUSBケーブル経由でFRのスピーカーから再生することができますので、パソコン音楽のオーディオ再生を手軽に体感していただけるようになります。