BASE-V20HD TECHNOLOGY
単独の使用も見据えたコンパクトAVセンター
BASE-V20HDのセンター部はSA-205HDとして単品販売も対 応しています。アルミニウム素材のフロントパネルや高剛性のシャーシ構造を採用して筐体の振動が生み出す電気 的ノイズの発生を土台から防いでいます。音質向上のための仮説を基に技術試作製品をつくり、試聴と検証を繰り 返して練り込んでいく設計手法は単品コンポとまったく同じこだわりの設計手法です。防振対策のほかにも、各回路 同士がノイズ干渉を受けにくくするような最適な内部レイアウト配置や配線、電源管理やグランド管理など細部にわ たって音質を汚すノイズ低減を図っています。
画期的にピュアなアナログ変換を実現した「VLSC」
デジタルオーディオにおいて最重要視される回路のひとつにD/Aコンバーターがあります。D/Aコンバーターはデジタル 音源を最終的にアナログ信号に変換してスピーカーへ送り込む役割を受け持ち、この回路の変換精度によって音楽のピュアネスが大きく変わってきます。従来はデジタル機器内で発生するパルス性ノイズはローパスフィルターによって減衰させる方式が一般的ですが、高次のフィルターを用いてもなお残留するノイズにより音質が劣化することは避けられませんでした。VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)は、この問題を根本から解決した画期的な特許フィルター回路です。波形の変動傾向の情報を基に新たにピュアなアナログ信号を生成させることで、D/Aコンバーターの出力に含まれるパルス性ノイズが飛躍的に低減された音声信号を得ることができます。音の実在感や音場空間の再現力が格段に向上し演奏やヴォーカルの微妙なニュアンスも正確に感じ取ることができます。D/Aコンバーターのチップには高品位な24bit/192kHzタイプを採用しています。
フラッグシップ直系サブウーファー
ホームシアターサラウンド音場の豊かさ、明瞭感は低音の再現能力の質によっ て大きく決まると言われています。BASE-V20HDの低音再生を担当するサブウーファーはオンキヨー単品フラッ グシップモデル「SL-D1000」直系の設計コンセプトを随所に徹底しています。ウーファーは大口径16cmの高品 位な振動板素材OMFコーンを採用し、クラスを超える大型の磁気回路で正確に強力にドライブするよう設計してい ます。低音を増強するバスレフダクトはトップレベル技術のひとつでもある「AERO ACOUSTIC DRIVE」を採用、 独自の解析により開発したスリット型のバスレフ構造は従来ありがちな「こもった 重低音」を払拭。こもりのまったく感じられない、音階すら感じ取れる高精細な超低 音再生を増強する技術です。小さな音量でもサラウンド音声のポテンシャルを充分 に発揮でき、心地良く体を包み込む音場感を獲得しています。またサブウーファー は電源を持たないパッシブタイプのため電源のON/OFFの必要がありません。シ アターのシームレスな操作性も向上させています。
新開発、小口径A-OMFモノコックウーファー
「小口径ユニットではクリアさと量感を併せ持つ低音は出せない」と いう既成概念を超えるために開発されたのが画期的な椀形状が象徴である「A-OMFモノコック」振動板です。素材 のハイブリッド成型により軽量化と剛性を高めることを両立し、センターキャップのないユニークな形状が音の濁り に結びつく分割振動を抑えて質感のある豊かな低音再生を実現しています。BASE-V20HDの企画にあたっては 8cm口径の振動板を新規開発。小口径ならではの音像定位感も高いパフォーマンスを実現しています。ツィーター 振動板にはバランスドーム型を採用。コンパクトなスピーカーとは思えない伸びやかな高域再生能力も獲得してい ます。スピーカーキャビネットは厚みのある素材を採用。D色は天然木のナチュラルなリアルウッド突き板仕上げを、 B色には幾度にも及ぶ塗装と磨き工程を経て完成する高光沢ピアノ仕上げを施し、高いインテリア性も追求しました。
包み込むような5.1chバーチャルサラウンド音場
2本のスピーカーだけで実像感あふれるバーチャル5.1ch音場 が再生。高級AVセンターで開発されたバーチャルサラウンドDSP技術、「Theater-Dimensional」(シアターディ メンショナル)を搭載しました。サテライトタイプのフロントスピーカーの設置だけで、あたかも5.1chを再生してい るかのようなバーチャル音場を再現します。設置していないはずのセンターチャンネルポジションからは生々しいセ リフやヴォーカルが、後方からは包み込むようなサラウンド音場がしっかりと聴こえてきます。
また民生用オーディオとして世界初の「DTSサラウンドセンセーション」を搭載しました。DTSサラウンドセンセーションは人間の感覚に変化をもたらす重要な聴覚心理情報を頭部伝達関数の概念と理論に基づいて処理し、2つのスピーカーでより自然な本格的3次元サウンドをリスナーに提供できる最先端の技術です。2ch音源でも広い音場とセンターチャンネルの安定した音像定位を改善する「Soundstage Expansion」機能を持ちます。
TVのリモコンでシアターがシステム連動
最先端のインターフェースHDMI端子を活用した「RI HD」機能を搭載し、 最新のハイビジョンTVとのシステムリンク(連動)を実現しました。TVのGUI画面でホームシアターの音声出力切 換えを選択すれば、TV音声の消音、ホームシアター機器の電源ONなどのシステム連動がTVのリモコンひとつで操 作することができます。もちろんボリューム調整などの主要操作も可能です。フルスペックハイビジョン(1080p)や、 ブルーレイディスクに収録される「36bit ディープカラー」映像まで伝送できる仕様も装備しています。「36bit デ ィープカラー」は現行ハイビジョンの色深度「24bit フルカラー」を超える次世代の映像記録方式として注目され ています。また、色空間も従来のsRGBを超える「x.v.Color」に対応しています。
連動動作する他社対応機種
パナソニック製ビエラリンク対応テレビ「ビエラ」およびDVDレコーダー「ディーガ」、東芝製レグザリンク対 応テレビ「レグザ」、シャープ製AQUOSファミリンク対応の液晶テレビ「アクオス」(2008年4月以降の機種)との接続による連動動作(レコーダーは同メーカーのTVとの組み合わせで連動します)
ブルーレイディスク「HDサラウンド」に対応、ロングライフ仕様
「ドルビーTrueHD」は転送レートが18Mbps、最大192kHzのサンプリング周波数による高精細な音声規格で、圧縮前のデータに完全復元できる画期的な「ロスレス」方 式を採用。従来の圧縮・復元(デコード)方式とは一線を画したリアルなサラウンド再生を可能にしました。「ドルビー TrueHD」のマークが入ったモデルは「ドルビーデジタルプラス」および従来のドルビー音声規格にも対応しています。 また「DTS-HDマスターオーディオ」は転送レートが最大24.5Mbps、最大192kHzのサンプリング周波数によるロス レス方式を採用した音声規格です。「DTS-HDマスターオーディオ」のマークが入ったモデルは「DTS-HDハイレゾリ ューションオーディオ」および従来のDTS音声規格にも対応しています。BASE-V20HDは将来を見据え、ブルーレイ ディスクのHDサラウンドのデコーダーを搭載してこれらの新規格に対応しました。
従来の音声規格
DVD-Videoに採用されています。最大5.1chの豊かでクリアな立体音場。あらゆる2ch音声を5.1ch に拡張再生するドルビープロロジックUモードも楽しめます。
DVD-Videoにオプションで採用されているデジタルサラウンド規格です。ドルビーデジタルに比べ圧縮 率が低く、音質面で有利とされます。
地上デジタル放送やBS/CSデジタル放送の音声規格に採用され、最大5.1chまで再生可能な「AAC」に対応するマークです。最近ではスポーツ番組や音楽番組などが5.1ch放送を開始しています。