職種紹介
本人プロフィール
タイトル1
CR-D1にはONKYOが過去に製品化してきた高価格帯のデジタルアンプの設計技術と思想が生かされています。まず、シャーシは通常、製品コストを優先して内部に基板などを取り付けるための絞りや穴を多く設ける構造をとります。しかし、CR-D1の場合シンプルな構造をとることでフラットな底面を確保し、余分な共振を抑える構造となっています。これにより、音質に悪影響を及ぼしてしまう内部の電気部品などへの振動が軽減され、音質の向上に繋がっています。振動は微小なものであっても、音質にとっては命取りとなってしまいます。
また基板のグランドラインは通常基板上のパターンにて構成されますが、銅板を使用することで、電位の安定性を向上させています。
このように、機構設計についても音質の向上のため様々な工夫がなされています。
業務風景
タイトル2
CR-D1はアンプ部がアナログアンプで構成されるモデルと筐体を共通設計しています。このため、サイズの異なる内部の基板や電気部品を同じスペースに収め、それらをレイアウトする必要があります。ですから、同時進行で2つのモデルを設計するのと同じくらいの仕事量がありました。また、CR-D1は3次元CADでの設計を行いましたが、2次元CADよりも操作の難易度が高く、データ入力や図面作成にも非常に多くの時間がかかってしまいます。
このような状況の下で、試作による検討や量産試作を通じて様々な検討と改良を重ねていきました。
 
タイトル3
私はオーディオ製品の機構設計を行っています。主な業務は3次元CADを用いた筐体の設計です。デザイン担当者の意図する外観を内部の構造を具体化しながら、組み立て性、各ツマミの操作性などのバランスを取りながら検討を進めていきます。
また設計の業務だけではなく、それに付帯した様々な業務も行っています。例えば金型や部品の加工を指示するための図面を作成した後に、部品の仕様などを業者と打ち合わせを行うために海外を含めた業者先に出張したり、部品の不具合を改善するために立会い確認を行うこともあります。品質の安定した製品を供給出来るよう、設計の段階から量産まで自身で設計した部品のフォローを行っています。その期間は、製品などにもよりますが約半年間です。
また、自身の設計したものを実際にプロトタイプとして試作するので、検討に時間を掛けた部分が試作で意図どおりに動作できた時に私はやりがいを感じています。
職場風景
タイトル4
社会人になる、会社に入るにあたって、いろいろ不安もあるかもしれませんが、設計に必要な知識は入社してからも身についていくものですので、余り難しく考えることではないと私は思います。ただ、海外に出張することも多くなりますので、英語が話せるととても便利ですよ。  
 
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