職種紹介
本人プロフィール
本人プロフィール
タイトル1
2004年の末、開発センターでは「ある製品」に搭載するスピーカーユニットを開発しており、その評価用に極めて単純な構造を持つ一組のキャビネットを試作しました。開発中の10cmウーファーと3cmツィーターを取り付けたその小型評価システムを試聴してみると、なんと想像を超えた音楽性豊かな再生音が奏でられたのです。製品化を見据えて、すぐに製品企画担当にサイズと再生音のギャップを実感してもらい、並行してデザイン担当に製品スケッチを依頼。そのデザイン図に基づいて再度キャビネットの試作を行いました。
この試作システムは欧州のオーディオショーに参考出品し、現地の多くのオーディオファンの支持を得ることができました。これが当初ユニットの評価用だったシステムが「D-112E」と名付けられる製品になる最初の一歩でした。
業務風景
タイトル2
「小型で最高の音楽を楽しめるシステムが欲しい」という思いは、多くのユーザーが持つのと同じく、開発・設計担当者も抱いていました。前述の「ある製品」も、同じ思いの元に生まれた製品ですが、この製品についてはコスト面での制約をある程度取り払って開発が進められていましたので良い音がするのは当然の成り行きとも言えるものでした。しかし、D-112Eをより多くのユーザーに音楽を楽しんでいただける製品とするためには、コストパフォーマンスの追及も大きなテーマの一つでした。搭載ユニット(10cmウーファー/3cmツィーター)は前述のユニットをベースに見直しを図り、重要な構成要素は踏襲しつつコストダウンに成功しました。加えて、好印象が得られた経験をもとに、欧州で受け入れられるためのデザインはコストアップを覚悟しながらも可能な限り踏襲しました。設計担当者の様々な努力の末に、当初の目的にあった最高の製品が仕上がりました。 業務風景
タイトル3
ここまで度々触れてきた「ある製品」は、D-112Eの誕生を語る上で避けて通れない製品です。それは、「D-TK10」…「Takamine」ブランドのアコースティックギターで世界中に知られる高峰楽器製作所との共同開発のもとに実現したスピーカーシステムです。この開発の過程で、ギターではボディーにあたるキャビネットをいかにうまく鳴らすかについて多くのことを学びました。不要な振動を抑えつつ、響きを生かすキャビネットの補強方法はこのシステムにも活かされています。
また、「D-302E」「D-312E」といったシステムで採用した新設計のスピーカーユニットも小型システム用にスケールダウンして採用。全面を一体成形した振動板を大口径のボイスコイルと強力な磁気回路で駆動するウーファーや、ボイスコイルの駆動箇所近くだけに振動板を配して入力信号に忠実な振動を得るリングツィーターを上位機種と同様に搭載しています。
 
タイトル4
音楽、オーディオが好きでONKYOに入社し、好きな音楽ソースを思うように再生できない苦労を実感しながら、それを解決する技術を開発して、より音楽を楽しめる機器の理想に少しずつ近付いていく…。「好きなことでご飯を食べていく」ということは、苦労が多くても「やりがい」に直結していると思います。そうして生まれた製品に対して、ユーザーから高い評価をいただいた時、最高の達成感を感じます(そうでない時は、「次こそは…」という意欲が…)。 職場風景
タイトル5
「オーディオ(特にスピーカー)の開発に関わりたい」と入社し、いつの間にか長い時間が過ぎていましたが、今でも「もっといいスピーカーを…」という気持ちは持ち続けています。学生の皆さんも「入社したら将来はこんなことをしたい!」という希望を持って、会社を選び、就職活動に励んでいるはずです。その希望や夢を強く持ち続けてください。  
 
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