音作りのプロ集団を自負するONKYO。私たちの目指す「原音質」を実現するためには、原音に近い音を表現することのできる高性能スピーカーが必要です。そんなスピーカーを作り出すために、ONKYOでは様々なシミュレーション技術を駆使しています。
一方、ONKYOでは、それらの技術を利用し、新たな分野へと活躍の場を広げています。そのひとつに地層探査用高性能ダイナミックセンサーがあります。
これはスピーカーがアンプからの電気信号によりコーン紙を振動させ音を作り出すのと逆の原理を用いて、人間が感じることのできないほど微小な振動も感知し、電気信号を発生させるものです。このセンサーを地表上に数万個敷設し、それらからの信号を元に地中内部の状態を調べるというものです。
これまでに築き上げてきたオーディオとは用途が全く異なる分野のため、製品の仕様・耐久力などが非常に厳しく、開発中は技術者が困惑することもしばしばです。数万個のセンサーを同時に使用する為にその1個1個の性能は厳しく規制され、それはセンサーを構成する部品にも及びます。そのような技術的課題も持ち前のチャレンジ精神で乗り越え、ようやく超低歪み高性能センサーの開発に成功しました。現在はこの培った技術の上にさらに地中数千メートルの地下の高温度に耐えうる接着技術、部品技術を開発、高温下(180℃)の環境においても性能を発揮するセンサーも量産を行っています。また更に高温下の環境でも使用できる製品の開発に取り組んでいます。
新規分野への参入というのは非常に厳しくまた難しいものですが、それを実現させうる技術が、ここにあるのです。 |