オンキヨーらくらく館  特設オペラ点訳コーナー

17 オルフェオとエウリディーチェ

点訳元出版社 : 音楽之友社
図書名 : グルック オルフェオとエウリディーチェ(名作オペラブックス29)
原本訳 : アッティラ・チャンパイ
台本訳 : 川端 真由美(かわばた まゆみ)
本文訳 : 寺本 まり子(てらもと まりこ)

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あらすじ
オルフェオとエウリディーチェ
ORFEO ED EURIDICE / C.W.Gluck(1714−1787)
詩人オルフェオの妻エウリディーチェが毒蛇に噛まれ、死んでしまう。
その墓前でオルフェオは、妻が生き返るならどんなことでもする覚悟があると祈る。
すると彼の前に愛の神が現れ、願いが叶う方法があると告げる。
その方法とは、復讐の女神や怨霊を鎮め、取り戻すまで 妻を見ないでいなければならないというものだった。
冥界に下ったオルフェオは竪琴を伴奏に歌って悪霊たちを鎮める事に成功し、妻を伴って帰途につく。だがそんな夫にエウリディーチェは、「こちらを見ないのは愛が醒めたためだ」と訴える。
そして、たまらずオルフェオが振り向いた途端エウリディーチェは息絶えてしまうのだった。
嘆いたオルフェオが自殺をしようとすると、そこへ愛の神が現れ愛の誠が示されたと告げエウリディーチェは息を吹き返す。

「オルフェオ」と「オルフェオとエウリディーチェ」について

「オルフェオ」と「オルフェオとエウリディーチェ」は、実際には同じギリシャ神話である「オルフェオとエウリディーチェ」の物語を別々の作曲家がオペラ化したもので、基本的には同じお話なのです。
  「オルフェオ」モンテヴェルディ作曲
  「オルフェオとエウリディーチェ」グルック作曲
なのですが・・・
実はラストが「オルフェオ」の場合、ちょっと違っており、オルフェオは妻を取り戻せず、失意のまま戻ってきて死んでしまい、アポロによって天にいざなわれていく、という悲劇なのです。
他にも「エウリディーチェ」という世界最古のオペラがあるのですが、こちらも同じ神話で連れ戻すのに成功します。「オルフェオとエウリディーチェ」も同様に連れ戻すのに成功するわけです。
このような同じ題材を何人かの作曲家がオペラ化するということは珍しくないのですが、ラストシーンが変わってしまうというのは珍しいことかもしれません。
元は悲劇だったものを、祝いの席などで上演するためにGood endingに変えたとも伝わっています。 (塩塚隆則)

※ホームページ上のあらすじは、テノール歌手の塩塚隆則(しおずか たかのり)様から提供していただきました。
※各点訳データは、出版者様、翻訳者様、音楽ソフト録音事業者様にご了解いただき掲載しています。


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