オンキヨーらくらく館  特設オペラ点訳コーナー

16 オルフェオ

点訳元出版社 : 音楽之友社
図書名 : モンテヴェルディ オルフェオ(名作オペラブックス29)
原本訳 : アッティラ・チャンパイ
台本訳 : あずさ まゆみ
本文訳 : 津上智美(つがみ ともみ)、寺本まり子(てらもと まりこ)

点字データーダウンロード オルフェオ

あらすじ
オルフェオ
ORFEO / Claudio Monteverdi(1567−1643)
人夫と牧人達がオルフェオとエウリディーチェの婚礼を祝っている。
悦びに満ち溢れるオルフェオとエウリディーチェは、皆の中でこの日の幸せを神に感謝しようと歌う。
オルフェオが、エウリディーチェと一緒になれた喜びを歌い上げている時、エウリディーチェが毒蛇に命を奪われたとの知らせを受ける。
オルフェオは、エウリディーチェを返してもらうよう冥界に入り懇願し、それを支配者が拒むならエウリディーチェと共にそこに留まろうと歌う。
冥界に着いたオルフェオは、プルトーネへの目通りは適わなかったものの、王の妻のプロセルピナがオルフェオの嘆願に心で動かされ口添えしてくれ、地上に着くまでは決してエウリディーチェを振り返ってはならないという条件の元で、エウリディーチェを連れて帰途につく。
だが、オルフェオは、彼女が本当について来ているのか不安になっている時、後ろで大きな音がして振り返る。すると、エウリディーチェの顔を見る間もなく彼女は冥界に、そして、オルフェオは地上に引き戻される。
地上に戻ったオルフェオが、エウリディーチェを失ったことを嘆いていると、父アポロ神が天より降りてきて、彼に冥界で不滅の命を与えると告げる。牧人たちの讃歌に送られて、オルフェオは天に昇っていく。
(本作品のあらすじのみ、オンキヨー(株)にて作成しました)

「オルフェオ」と「オルフェオとエウリディーチェ」について

「オルフェオ」と「オルフェオとエウリディーチェ」は、実際には同じギリシャ神話である「オルフェオとエウリディーチェ」の物語を別々の作曲家がオペラ化したもので、基本的には同じお話なのです。
  「オルフェオ」モンテヴェルディ作曲
  「オルフェオとエウリディーチェ」グルック作曲
なのですが・・・
実はラストが「オルフェオ」の場合、ちょっと違っており、オルフェオは妻を取り戻せず、失意のまま戻ってきて死んでしまい、アポロによって天にいざなわれていく、という悲劇なのです。
他にも「エウリディーチェ」という世界最古のオペラがあるのですが、こちらも同じ神話で連れ戻すのに成功します。「オルフェオとエウリディーチェ」も同様に連れ戻すのに成功するわけです。
このような同じ題材を何人かの作曲家がオペラ化するということは珍しくないのですが、ラストシーンが変わってしまうというのは珍しいことかもしれません。
元は悲劇だったものを、祝いの席などで上演するためにGood endingに変えたとも伝わっています。 (塩塚隆則)

※各点訳データは、出版者様、翻訳者様、音楽ソフト録音事業者様にご了解いただき掲載しています。


全タイトルページに戻る

らくらく館トップページに戻る