振動板から自社生産するこだわりのスピーカー
スピーカーは、オーディオシステムの表現力に大きな影響力を持っています。オンキヨーはそのスピーカーシステムの心臓部と言われるスピーカーユニットを振動板の素材開発から一貫して行うことにこだわり続けている数少ないメーカーのひとつです。このキーパーツを自らつくる事により世界中で認められる高品質のスピーカー群を生み出すことができるのです。どのような小さなサイズであっても設計方針が変わることはありません。最先端のスピーカーユニットやクラスを超える大型磁気回路など、フラッグシップモデルが革新させた技術やパーツを可能な限り投入して新たな製品群を生み出し続けています。
フラッグシップの技術を細部にまで
天然繊維をベースにしたハイブリッド型振動板をつねに新開発しています。OMF(ONKYO Micro Fiber)振動板はオンキヨーが誇る最先端の振動板素材。D-908Eなどフラッグシップモデルの開発において、これらの振動板はつねに技術革新を続けています。また、キャビネットは本物の木材など響きの良いものを厳選。バッフル面の角にはラウンドを持たせて不要な音の反射を防止するなど、微小なノイズまで徹底的に排除する緻密な設計を随所に取り入れています。この最先端技術や設計思想はオンキヨーのスピーカー群に惜しみなく投入されています。
上質な低音再現力。A-OMFモノコックウーファー
「A-OMFモノコック」振動板はPEN繊維/アラミド繊維/帆布の3層構造素材のハイブリッド成形を用い、センターキャップを廃して振動板を一体成型するという画期的な形状を実現。分割振動を抑えるばかりか、振動板面積を拡大することで質の高い低音再現能力を飛躍的に高めることができました。また、バランスドライブ構造を採用して、駆動点から振動板の各部位の距離を最短化。分割振動をさらに徹底的に排除し、原信号に忠実に振幅するピストンモーション領域を大幅に拡大しています。
最先端リング型ツィーターユニット
ウーファーの分厚い低音に見合った芯の太い高域を再生するために、超高域までクリアな再生を実現する最先端技術リングツィーターを採用しています。リング形状の振動板の駆動には、振動板中心と外端との中間にボイスコイルを配置するバランスドライブ構造を採用して、振動板の分割振動(振動板が部位ごとにバラバラに振動、耳につく鋭さの要因)を抑制。原信号に忠実な振幅だけでほぼ20kHzに達する高い再生能力を実現しています。
高品位な低音増強技術「AERO ACOUSTIC DRIVE」
バスレフはキャビネット内で発生した空気振動エネルギーをダクトから放出して低音を増強する技術ですが、一般的に採用される丸型円筒ダクトの形状ではキャビネット内部で発生したノイズも放出しやすく低音そのものが「こもり」の原因となって、音楽の躍動感を損なっていました。独自のスリット型バスレフ構造は従来ありがちな「こもった重低音」を払拭。高級振動板A-OMFモノコックウーファーによるスピーカーユニットの実力を活かし演奏している楽器の数や、こまかな演奏スキルなど音楽の質感を損なわず、豊かな低音を再現します。