My Life with AI

Onkyo's AI near my life

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デジタル・アナログを超えて。
「もの」を愛するライフスタイル

Case 02

ウェブマガジン「毎日、文房具。」編集長

髙橋拓也さんAI Life

読み書きやコミュニケーションなど、何かとデジタルに偏りがちな時代の中で、どこか懐かしく、ぬくもりを感じさせる文房具の数々。
そんな文房具に魅せられ、こだわりの逸品から新製品まで多様な文房具を紹介するウェブマガジン「毎日、文房具。」の編集長として、文房具の素晴らしさを日々発信している、”たかたくさん”こと髙橋拓也さん。意外にも本業では最先端のITを駆使し、ガジェット好きでもあるという。そんな髙橋さんのデジタルとアナログが融合するライフスタイルとは。

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「文房具は個性の出しどころであり、
エンターテインメント」

自身でウェブサイト「毎日、文房具。」を運営するほか、様々なメディアで文房具の魅力を発信したり、百貨店の文具コーナーのコーディネートをするなど、文房具の人として知られている髙橋さん。そんな髙橋さんが文房具の魅力にハマったのは、“鉛筆をシャープペンに持ち替えるころ頃”いわゆる中学生のときからだったという。

「中学生時代、どうしても行きたい高校があって、当時は勉強ばかりしていました。その中で、文房具は数少ない個性の出しどころであり、エンターテインメントでしたね。みんな自分のお気に入りの文房具を見つけ、持ち歩き、楽しんで使っていました。僕も、そのひとりです」そう語る髙橋さんが当時愛用していたのは、ドクターグリップやサイドノックタイプ、振って芯を出すタイプなど、少し特別なシャープペン。この頃から少しずつ“持ち物で遊ぶ楽しみ”や“気に入りの小物でモチベーションが上がること”をおぼえたのだという。

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愛用の文具が語る、
「もの」を大切にする生き方

ペンやノートのような文具に限らず、ハンカチや傘など、安価で手軽に手に入れることができるものは、簡単に代替がきくものとして、つい軽く扱ってしまいがち。でも、髙橋さんにはそれがない。文具はもちろん、ひとつひとつの持ち物の個性を把握し、ユニークな価値を見出して大切に扱っていることが、言葉の端々や仕草からうかがえる。
髙橋さんにとって文具は「モチベーションの鍵であり、ファッションのようにコーディネートを楽しむものであり、TPOを合わせるツール」でもあるのだという。

スーツや髪型には気をつかっていても、胸元にはいつも同じペンを挿したままだったり、文房具にはあまりこだわりを持たないという人が多い中、髙橋さんは、愛用する文房具のひとつひとつが単なるツール以上の意味を持っていると考え、セレクトにこだわり、大切に扱う。だからこそ髙橋さんの持ち物は、どれもとても魅力的に見えてしまう。

「このペンの魅力は、くっきり、なめらか、速乾。なめらかな書き心地で、くっきり色が出て、すぐに乾きます」そう言って白い紙に青いペンを滑らせる髙橋さん。大学生の頃から文字は青で書いているそうで、ブルーが好きなだけでなく「青で書くと、白黒で印刷された紙の上で文字が沈まない」のだという。

「 このノートは、旅に出るときに持って行って、後から旅を振り返ることができるように作られていますが、私は手帳として使っています」そう言って見せてくれた8年間愛用しているというトラベラーズノートは、皮の風合いが増し、丁寧に使われてきた年月を思わせる。
スケジュールは月間と週間とで管理しつつ、緑、青、赤の3色で色分けして、睡眠時間を含むタイムマネジメントやアイディアメモ、イラストを描くのにも活用しているそう。
文房具にまつわる活動は趣味から発展したライフワークであり、本業にプライベートにと忙しい髙橋さんは、予定がつまってくると、ウィークリーで予定を見渡して空きを確認することで、細かくペース配分を調整しているのだそう。

絵を描く時、アイディアをふくらませる時にはいつも紙とシャープペンと消しゴムの3点セットを使っているという髙橋さん。これは、記者など“書くこと”が欠かせない人のために作られたシャープペンで、髙橋さんが愛用する理由は「芯が太いから折れにくく安定感があって、書き心地もなめらか」だから。強弱のコントラストのつけやすさも魅力だという。

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おじいちゃんの万年筆から始まる
朝の習慣

すでに廃盤となったパイロットの万年筆は、おじいさんから譲り受けた思い入れの深いもの。細字、中字、太字と3種類ある中で太字をいちばんよく使うといい「お礼状や手紙を書く時、毎朝その日のto doを書く時などに使っています。万年筆は先の金属が少しずつ削れて、その人の書き癖になじんでいくのがいいですよね」と手に取った万年筆に向けた眼差しに特別な愛着をにじませる。

機能性に優れたもの、デザインが美しいものなど無数にある文房具の中から自らの手元に置くものを選ぶ基準は、“楽しさ”と“心地よさ”だと語る髙橋さん。
「その日を気持ちよくスタートさせるために、自分がいちばん気に入っているペンでto doを書き出し、頭をクリアにすることから一日を始めるようにしています」たとえば、一杯のコーヒーやウォーキングのように、新しい一日を始めるスイッチ。髙橋さんにとっては、それがこの万年筆を手に取ることなのだ。

自分が楽しく心地よく在るには、何が必要で何が不要なのか。自分と向き合い、丁寧にものを選び、大切に扱う姿勢が、髙橋さんの生き方を豊かにしている。髙橋さんの愛用の品々からは、そんな温かさが感じられる。

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